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なぜ食品の機能性の臨床研究をはじめたか?

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食品の機能性の臨床研究の重要性

私は循環器専門医として、「生活習慣病」が「成人病」と呼ばれていた昔から、病気予防と食事の関係に興味を持ち、食事指導に力を入れてきました。外来でさまざまな患者様に食事指導をする中で、食事指導のあり方にいろいろと疑問も出てきました。

一般的に医療の現場での食事指導は、肥満防止を目指す食事指導です。肥満がさまざまな病気の引き金になることは多くの研究から分かっており、肥満防止を目指す食事指導が重要であることは間違いありません。

しかし、食品から作られた医薬品がでてきているにもかかわらず、食品のもつ成分の体調改善、病気予防に関する分野は、臨床の現場では、まだまだ十分に正しく理解されているとはいえません。
今、医療の崩壊が叫ばれる中、一般の人だけではなく、医者を含め、食品の機能性を知り、病気予防に取り組むことが新しい課題となってくるのは間違いないと思います。

理論で化学式の構造を変化させ合成していく医薬品も、医学の発展にはとても重要と思います。しかし、病気予防という観点からは、食品の機能性を重視した毎日の食生活の重要性や、特定保健用食品、サプリメントがこれからはますます市場に広まっていくでしょう。サプリメントに関しては、今までも病気予防を目指し多くのサプリメントが発売されています。しかし、医療の専門家の関与がほとんどなかったことから、逆に健康を損なうなどの弊害も起きています。






食と医は切ってもきれない関係にあるがゆえに、医食同源と古来より言われてきました。この分野への医者の関与は重要なことだと私は昔から考えており、特にこれからは、カロリーの話だけでなく、食品の持つ栄養成分の中でも、ビタミンやミネラルの効能を知り、体内のバランスを考えた食品の効果的な摂取の仕方、また食品そのものの機能性の研究をもっと進めていく必要があります。当院で、毛髪や爪による体内のミネラルチェックを勧めている理由もここにあります。

食品による病気予防という観点からは、栄養成分のうち足りないものを補い、なおかつ過剰になり過ぎないことが必要です。厚生労働省が機能性食品や特定保健用食品の基準を設けているのも、安心安全に使っていただきたいからです。しかし、医者の立場から言えば、サプリメントや特定機能性食品、さらには特定保健用食品ですらも、長期に使用するならば医者の定期的な体調チェックがあったほうが安心と考えています。

医者の視点からみて安心だと思える商品は、食品そのものの機能性を追求したものや、古来から健康に良いといわれてきた食品に科学的根拠が認められたものです。食品の機能性の臨床研究は、そういう意味で非常に重要だと思っています。最近は、大学との共同研究で商品開発を進めている大手企業も多くみられますが、まだまだ基礎医学の分野での研究が主体で、実際に患者様を診察している臨床の現場では、そのようなことに興味を示す医者が少ないのも残念です。(特定保健用食品の認可を受けるためには臨床研究のデータが必要です)

そういう流れの中で、安心安全な健康食品の開発を目指したいが、多額な金額がかかる「特定保健用食品」の認可をとるほどの経済的基盤がない中小企業様の相談を受けるようになったのが、食品の機能性の臨床研究をスタートしたきっかけです。きちんとしたデータを持つことによって、薬事法の関係でその効用を宣伝できないまでも、自信を持って安心して販売したいという熱心な中小企業の熱意は、私の安心安全な「食」に対する取り組みと一致するものだったからです。

現在、私が臨床研究の対象にしているのは、食品の持つ成分そのものの機能で勝負したいと考えている食品であり、余分なビタミンやミネラルを添加していないものについてのみ行っています。これも病気予防の基本はバランスの良い食生活という原点からずれないことが大切だと考えているからです。

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