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 胃腸について |胃もたれや胸やけが続くとき便秘過敏性腸症候群逆流性食道炎
胃もたれや胸やけが続くとき
Q.胃もたれや胸やけが続き、市販の薬を飲んでいますがあまり効果がありません。どこが悪いのでしょうか。
A.胃もたれや胸やけは、暴飲暴食などの不規則な生活のために起きている場合や、胃下垂や胃腸の機能が低下しているばあい、ガンなど悪性のものがあるため症状がある場合といろいろな原因が考えられます。いずれにせよ症状がでる場合は専門医(消化器科)を受診することをお勧めします。
また、胃を休ませ、刺激が少なく消化の良いものをよく噛んで食べたり、日頃から規則正しいストレスの少ない生活を心掛けることも大切です。
回答者:看護婦 国広淳子
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便秘
Q.毎日排便がなく、お腹がはった感じがあります。できれば薬以外で便秘を解消したいのですが、どうすればよいですか?(20歳 女性・会社員)
A.便秘とは、1日1回排便があっても、その量が非常に少ないとか、あるいはすっきりと全部出た感じがしない場合や、3〜4日以上排便がない状態を言います。便秘が長期にわたると、お腹のはった感じ、腹痛、吐き気、食欲不振、頭痛、不眠などが現われ、1日中不快な思いをすることがあります。
便秘は、その原因から大きく器質性便秘と機能性便秘に分けられます。器質性便秘は、大腸に病気があり、腸内が狭くなって内容物が通りにくくなるために起こる便秘です。機能性便秘は、大腸の蠕動(ぜんどう)運動(腸の筋肉が伸び縮みを繰り返し、大腸にたまった便を肛門まで押し出す運動)が弱かったり、逆に活発すぎたり、大腸の働きが異常で起こる便秘で、大部分は大腸に病気などの原因がなく、薬、食事、生活習慣などにより便秘が習慣になったものです。
【排便の習慣を身につける】
一般的には、朝起きると大腸が動きはじめ、飲み物や食べ物を摂ると、胃・結腸反射と呼ばれる生理現象から自然に便意をもよおします。ところが、朝食を抜いたり、トイレへ行くことを我慢するのを繰り返していると、やがて便意が起こらなくなり、便秘になりがちです。便意がなくても決まった時間にトイレへ行くように習慣づけ、また、便意をもよおしたら我慢せずトイレへ行くようにしましょう。
【軽い運動・入浴・マッサージ】
腸の動きを活発にするためには、腹筋を使った運動、ストレッチ体操、ウオーキング、入浴なども効果的です。また、手のひらでゆっくりと時計回りに「の」の字を書くように腹部をマッサージして腸を刺激するのも良いでしょう。ストレスが強くても自律神経のバランスが崩れて便秘になりがちですので、リラックスすることも大切です。
【水分を十分とる】
朝、起きた時に冷水を飲むのも効果的です。ただし、腎臓病や心臓病など基礎疾患のある人で水分制限の必要な人は必ず医師に相談をしてください。
【食物繊維を多くとる】
食物繊維を多く摂ると、便の量が増えて適度にやわらかくなり、腸が刺激されて便通が良くなります。食物繊維は、野菜・きのこ・海藻類・豆・穀類などに多く含まれており、摂る目安は1日20〜25gです。
(例)100g中の食物繊維の量: 干しひじき54.9g、干ししいたけ43.4g、おから9.4g、生しいたけ4.5g、ごぼう3.6g
【乳酸菌をとる】
乳酸菌は良い細菌で、腸の運動を活発にします。ヨーグルト、乳酸菌飲料、味噌などの食品を摂ることも便秘解消に役立ちます。

薬を使わない便秘対策としては以上のようなものがあります。ただ、いくらやっても便秘に改善がみられない時や、便に異常がみられる場合(便が細い、便が黒い、出血を伴うなど)には、腸や肛門の病気が原因のこともありますので、早めに医師に相談しましょう。また、他に異常がなくても便秘が長く続く場合は一度医師の診察を受けましょう。
回答者:まさこメディカルクリニック院長 とさかまさこ  2011年2月
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過敏性腸症候群
Q.通勤中、電車の中でお腹がゴロゴロし下痢を起こすことが時々あります。病院にいくと、過敏性腸症候群と言われました。どうしてこういうことが起こるのでしょうか。(45才 男性・会社員)
A.通勤途中や仕事中に突然お腹が痛くなって下痢を起こす「過敏性腸症候群」は、腸管とくに大腸の運動がさかんになり分泌機能がすすんで起こるものです。青壮年層に多くみられ、精神的ストレスや環境の変化によって悪化することが多いです。
ご相談のような下痢型の場合、しばしば突発的な腹痛と粘液を伴う便が下痢となって起こりますが、症状は排便するとおさまります。その他には腸運動・緊張がすすみ、便秘や便がウサギの糞のようになり、排便しても便が残っている感じがある便秘型になったり、下痢と便秘を交互に繰り返す便秘下痢交代型など人によって症状もさまざまです。
体そのものには異常がないことが多く、例えば仕事や人間関係、通勤ラッシュなどで感じるストレスが続くことで下痢などの原因となる場合があるのです。
対策は、やはりストレスをためない生活をすること。そして栄養面の気配りも大切です。ストレスの打ち勝つためには、ビタミンCが効果的です。また低繊維食が腸の内圧を亢進させているとも言われています。ビタミンや食物繊維を含む野菜をたっぷり使った食事をとるように心がけましょう。また、カルシウムも神経の高ぶりやイライラを鎮める効果があります。楽しく食事をし、よく眠り、気軽に楽しめる運動をしたり、入浴剤やぬるめのお湯でリラックスし、朝のトイレタイムには余裕をもつなどしてみてください。それでも症状が改善されない場合は、最近では「心療内科」と呼ばれるストレスで病気になった人のための診療科がありますので、ご相談されてみるのも良いでしょう。また、出血や黒っぽい便などがみられたり、腹痛がいつまでも続くようでしたら、消化器系の病気の疑いもありますので早めの受診をおすすめします。
〈今回のポイント〉過敏性腸症候群は、ストレスが誘因でなる病気です。治療としては、ストレスをためない生活をするのが第一で、アフター5や休日は心身ともにリラックスをし、また栄養面でも工夫を。しかし、出血や黒っぽい便、長引く腹痛は、消化器系の病気の疑いもありますので、早めに専門医の診断を受けましょう。
回答者:登坂正子先生 1998年11月15日Wendy掲載
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逆流性食道炎
Q.胸やけが続いているため近医を受診したところ、逆流性食道炎かもしれないので検査をするよう勧められました。逆流性食道炎とはどのような病気ですか?(50才・主婦)
A.逆流性食道炎は、胃酸や消化酵素が胃から食道へ逆流することによって食道に炎症が起こる病気です。
胃は、自分自身の酸による損傷を受けないよう、胃粘膜により保護されていますが、食道にはこのような保護粘膜がないため、胃酸や消化酵素に刺激されると焼けるように痛みます。
胃酸などが逆流しやすくなる原因としては、胃の入り口の筋肉が緩む、食道や胃の運動が低下する、食べ過ぎ、胃酸が出過ぎる、腹圧が上がる、などがあります。
一番多い症状は胸やけです。この他には、“胃液や胃内容物が食道や喉、あるいは口の中へ逆流する感じ”や“口がすっぱくなる感じ”、げっぷが出る、または頻度としては少ないのですが、喉の痛みやつかえる感じ、しわがれ声、胸の痛み、息がゼイゼイする感じ、咳などの症状が出ることもあります。
診断は、一般的には内視鏡検査やX線検査などを行います。
治療方法は、症状を和らげる対症療法が主体です。治療薬としては、胃酸の分泌を抑える薬、胃などの運動機能を改善する薬、粘膜を保護する薬などが使われます。
逆流性食道炎の症状は、日常生活の改善だけでも緩和されることがあります。腹圧が上がると胃液などが逆流しやすいため、前かがみの姿勢、排便時の力み、ベルトや帯でおなかを締め付ける、重い物を持つなどを避けてください。
食事では脂肪の多い食物、チョコレートなどの甘い物、柑橘類、コーヒー、紅茶、香辛料、アルコール類、タバコなどは胃酸の分泌を高めたり、胃内での食物の停滞時間が長くなることなどで逆流を起こしやすくします。過食は、胃酸の分泌や胃内の圧を上げますので、特に夕食は“あっさりとしたものをほどほどに”していただき、食後すぐ横になると胃酸が逆流しやすいので、食後1〜2時間は横にならないように心掛けてください。寝る時に胸やけが強い場合は、寝る直前の食事は避け、夕食の量は少なめにして、上体を少し高くして寝ると効果的です。軽い一時的な胸やけで、手元に薬がない場合には、水や牛乳を飲むと治まることがあります。水は逆流してきた胃酸を洗い流し、牛乳には胃酸を中和して、その作用を抑える働きもあります。
回答者:とさかハートクリニック院長 登坂正子 2005年5月15日Wendy掲載
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