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 食事・栄養について |抗酸化物質タンパク質を有効にとるには?特定保健用食品
抗酸化物質
Q.抗酸化物質を多く含む食品を食べると動脈硬化の予防になると聞きました。抗酸化物質とはどのようなものですか?(60歳 主婦)
A.「抗酸化物質」は、癌や動脈硬化の原因のひとつといわれている活性酸素の働きを抑えてくれるといわれています。活性酸素は体内に異物や細菌が侵入してきたとき、細菌を破壊して私達を守ってくれるという大切な役割をもっていますが、必要以上に体内に発生すると、遺伝子を傷つけて癌の原因となったり、また過剰な活性酸素が体内の脂質と反応(酸化)すると“過酸化脂質”が発生し、それが血管に付着して「動脈硬化」などの原因となったりします。本来私たちの体は充分な防御体制が整っていれば、有毒な活性酸素は「酸化を抑える酵素」により分解され解毒されるのですが、この機能は年齢と共に衰えてしまいます。また、活性酸素を発生させる原因(紫外線や排気ガス、喫煙、食品添加物、ストレスなど)が多いと充分に対応しきれません。
そこで、活性酸素を抑える食品として「抗酸化物質」が注目されています。代表としてはビタミンC、ビタミンE、βカロチンといった抗酸化ビタミンやポリフェノールです。
<抗酸化物質を多く含んでいる食品>
●ビタミンC…パセリ、ブロッコリー、赤ピーマン、レモン、キウイなど。ビタミンCは加熱や水洗いで壊れやすいので、野菜を調理する時は手早く洗い、ゆでる時間なども短くするのがコツ。
●ビタミンE…アーモンド、ピーナッツ、ゴマ油、うなぎ、大豆など酸化されやすいので、油やナッツの長期間の保存は避けたい。
●βカロチン…モロヘイヤ、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草など。油と一緒に調理すると、吸収率が高くなる。
●ポリフェノール…緑茶、紅茶、ココア、春菊、大豆、ゴマ、バナナなど
ビタミンEはβカロチンの酸化を防ぎ、ビタミンCはビタミンEの酸化を防ぐなど、抗酸化物質同士も相互に働き合い、効果的に体の酸化を防ぎます。ですから、効果をより持続させるためにも、様々な種類の抗酸化物質を組み合わせてとるのがいいでしょう。これらを積極的に摂取することで、様々な病気の発症やその進展を抑えることが出来るといわれていますが、体によいといわれて同じものばかり食べ続けていると栄養のバランスを崩すだけでなく、その食物に含まれているかもしれない発ガン性物質をとり続け、蓄積して毒になる可能性もあるので、できるだけ多くの食品をバランスよくとることが大切です。
回答者:とさかまさこ先生 2002年11月15日Wendy掲載
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タンパク質を有効にとるには?
Q.45歳の主婦です。良質のタンパク質をとりましょうとよく聞きますが、どんな食品をどの程度食べれば良いのかわかりません。具体的に教えて下さい。
A.タンパク質(アミノ酸で構成)は全ての細胞を作る原料です。必須アミノ酸の中で、体内合成できない8種類を食品から毎日接種する工夫が必要です。これは、肉・魚・卵・大豆製品に多く含まれます。魚・肉類の可食部100g中、タンパク質は約15〜20g含まれるのが目安です。年齢や性別、労働の程度によって異なりますが、1日のタンパク質所要量は、70g/日前後です。
回答者;看護婦 畑村悦子
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特定保健用食品
Q.健診でコレステロール値が少し高いと言われました。コレステロールの吸収を抑える効果がある「特定保健用食品」と書かれた飲み物を試してみようと思いますが、「特定保健用食品」とはどのような食品ですか?(55才・主婦)
A.近年、生活習慣病の増加や健康意識の向上にともなって数多くの健康食品が販売されていますが、適切に商品を選ぶことはとても難しいのが実情です。そこで厚生労働省が安全性や有効性を考慮して基準、許可制度などを設定しました。この基準などを満たしたものを「保健機能食品」といい、その目的や機能によって「特定保健用食品(通称:トクホ)」と「栄養機能食品」の2種類があります。
「トクホ」は、体の調子を整えるなどの働きがある成分を加工した食品で、血圧や血糖、血液中のコレステロールや中性脂肪を正常に保つことを助ける、お腹の調子を整える、ミネラルの吸収を助ける、歯や骨の健康に役立つなどの保健の用途のために利用される食品で、有効性、安全性、品質についての科学的根拠を示して、国の厳しい審査のもとに、厚生労働大臣の許可を受けた食品で、「トクホ」のマークが目印です。現在、412商品が表示許可、承認されています。
「栄養機能食品」は、高齢化や食生活の乱れなどにより、通常の食生活を行うことが難しく、1日に必要な栄養成分を摂れない場合など、栄養成分の補給・補完のために利用してもらうことを主旨とした食品で、国への許可申請や届出は必要なく、企業の責任において定められた表示ができる食品です。現在、5種類のミネラルと12種類のビタミンが認められています。
しかし、これらは医薬品とは違うため、病気の治療などに使用できるものではありません。「トクホ」の食品を選ぶときには、自分にどのような保健の効果が必要なのか、自分の食生活などをよく考えてから選ぶようにしましょう。
また、使用する際には、1日の目安量などを必ず守るようにしてください。多量に摂取することによって疾病が治るわけではありませんし、過剰摂取による害があることもありますので注意が必要です。
回答者:登坂正子先生 2004年7月15日Wendy掲載
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